千年企業とは_80_寅年

毎度お馴染み畑の管理人ニンジン🥕です

 

突然ですが、日本の企業の長ーい歴史を持つ1000年企業を中心に日本の会社の存続状況の大枠を見てみましょう。

 

578年に創業した、神社仏閣の建設工事会社の金剛組、1521年に創業の和菓子の虎屋、1566年に創業した布団の西川産業などなど、帝国データバンクの調査によると、創業100年を超える企業は、約2万6千社、特に、江戸開府前(1602年以前)の創業は141社もあるそうです。また、韓国銀行が2008年5月に発表した「日本企業の長寿要因および示唆点」と題する報告書によると、世界で創業200年以上の企業は5,586社(合計41カ国)ある中で、日本は過半数を占めます。

1位日本 3146社(全体の56%)
2位ドイツ 837社
3位オランダ 222社
4位フランス196社  (アメリカ14社、中国9社、台湾7社、インド3社、韓国0社) なお、1000年以上19社

世界の中で56%を占める日本は老舗企業ランキングのダントツの1位で、日本のすごさを改めて再認識します。

 

という背景をもとに、先人の知恵のテレビ番組についての話に戻ります。

四天王寺が赤字になり、破綻したという話から始まり、当時、横から目線のリーダーーシップで盛り返して宮大工たちは五重塔を再建しました。その後昭和30年には、コンクリート工法で大手ゼネコンに奪われたそうです。が、宮大工達も学び、神社などの社寺建築40億だけでなく、マンションや家も建てるような一般建築90億に急成長を遂げました。得意技を忘れずに時代の流れに乗つたそうです。しかし、2000年ごろには大手建築会社とぶつかり、再び赤字になったそうです。高松の会社の子会社となり、再スタートして、やはり、木造建築の技術にて1400年の歴史を引き継ぐこととしたようです。時代と共に変化は必要ですが、自分の強みを見失ってはいけないという事だそうです。

※星野さんのコメントは、コアコンピテンシーを大切にして目指した事は間違いではないということでした。

 

星野リゾートは、よしはるさんと呼び合うように教育している。偉い人を無くすことを考えた。全員が経営に参加するように心がけた。ミス撲滅委員会を作り、ミスを言った人を評価して、隠すことをなくした。これは、心理的安全性というらしい。良い合える関係を築く事により、組織が学び成長するというのは良い循環になるようだ。

星野リゾートは、所有するホテル経営ではなく、オーナーさんや投資家さんから預かって運営に特化することに注力した。

※家訓は星野さんはない。潰すなよぐらいだそうだ😙(どうやって潰さないかは時代時代ごとの経営者が考えるべきでななにも言われたくないそうです。)

 

なんか、朝からテレビを見ながら色々考えてしまった。最後は『残すのは借金ではなく得意技』という言葉が心に残った。

 

多くの大手企業で、100年以上続いているところはあるが、その先その先で生き残るためなのか経営者は3〜5年で変わる。5年後を見据えて経営を執り行う。凄い先の未来までは見ていない。5年後に注力する。だけど、これは良いことなのかも知れない。変化に対応するためには。ということである。一方、オーナー企業は、経営者の在籍は長く、そのため、未来型の経営が可能であるのだそうだ。

 

ふーむ、新しい事を企業で今、やりたいと騒いでいるが、技術を作る事に特化している。得意技を作ろうとしている。だから、事業にはなく飛び地のテーマである。そのため、経営側はいつ成果が出るのかという。2025年には出したいという。費用対効果的には、当然である。だが、まだ、何もはっきりといえない技術である。研究段階である。焦る😂

 

物を売る事、生産や品質を管理する事、いろんな職種があるが、ものがある場合である。大抵は、新しいことを始めたい時は、何もないところからは生まれない。誰かに頼ったりすることもできない。ある物を組み合わせて違う物を仕立てることは多くの人がやっている。ゼロからイを産むのは難しいが、できる人はいる。

 

新しい事にチャレンジする楽しみの中にいられてプレーできているという事はなかなかない。だから、これからも自分を応援したいなと思う。辛いけど。得意技を築いていくことに間違いはないと感じている。会社は1人ではできない事を成し遂げられる仲間の集まりであるけども、反対する人の方が圧倒的に多い。楽しくやる事だ。今日は展示会にでもふらっと出掛けてみようと思う。ではでは。変な天候ですけど、風邪ひかないように明日に進みましょう‼️

 

エンジョイ😎