伝授!組織の壊し方!_89_寅年

毎度お馴染み畑の管理人ニンジン🥕です。

 

いつも拝読している調達業務のスペシャリストでがっちりマンデーにも何度も出ている坂口さんのメルマガの中に、元、調達業務をやっていた私が共感と共に感心して、更には、これは今立ち上げに関わっている研究/開発の組織にも言えることだと思いました。

 

つまりは、私が今、部門としている立場は事業を作り出すことなのですが、多くは作り出したくない人、壊したい人、の集まりなんだと痛感しました。これじやー、ダメだと、今日も明日も明後日も、自分の考えで進めて行くしかないんだと思いました。そして、間の人に話さず経営陣に直訴するしか無いのだと確信しました。

いかに、本来のミッション以外に執着しちゃって方向性を見失ってしまっている病気に羅漢している方々の多さが見えてきます。

 

CIAが相手国や相手の軍関係の会社などにスパイとして潜り込み、いかに生産性を落とすかと言う事を考えた時に、スパイが相手国に対して行う手法だそうです。(引用は帝国バンクの2015年ぐらいの資料だそうです)

 

坂口さん、引用させていただきます。

 

❣️組織を壊す方法❣️


■スピーディーに物事が決まろうとするとき、「じっくり考えよう 」と「道理をわきまえた人」の振りをする
■可能な限り案件は委員会で検討させる
■会社内での組織的位置付けにこだわる。上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
■前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
■文書は細かな言葉尻にこだわる
■重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる
■重要な業務があっても会議を実施する
■全ての規則を厳格に適用する

 

これは、組織で働く方々にはあるある説だと思います。間違いなく、調達業務は間接的な部門なので、あるあるです。技術の決める仕様を全ては理解できませんし、それに見合った見積書の中身を完全に理解するためにメーカーに話を聞きますが、細かく見積書を分解して分析するので手間と時間が掛かります。そして価格査定の仕方や根拠を並べて、膨大な説明と資料(フォーマットで時間は短縮できますがね)で周りを説得します。この時の、やりとりはまさに責任転換の嵐です。

今は技術者であり申請する側に戻ってみて感じるのは、ガッチガッチの承認ラインの運用です。電子システム使ったりしてますが、運用ルールは膨大です。先行手配などやろうとした際には一大事ですからね。臨機応変なのですがね。無駄な所にエネルギーを使っていますね。そしてこれは、事業を作る部門でも同じことが起きています。

 

研究開発には、じっくり作戦を考える必要がありますが、やってみないとわからない事がたくさんありすぎます。そう言う時は人なのか、テーマなのか、任せる事は大切になりますよね。権限を譲渡する事、そして責任を取る覚悟でやる事、(責任は私が取るという親心も大事ですが、子供には成長してほしいと思うならば教えることもあります)、責任は取ることは嫌ですけども、責任がないと、自由度にはバイアスは掛かりますが、なあーなあーになり質が下がり緊張感が出ません。これはトータルでマイナスだと考えています。

 

好きなようにできたらば良いですが、違うことをするのは、そういう人は組織には嫌われます。みんなが同じ目標に向かうのが組織ですからね。なれば、同じ方向に向きながらアングラでやりつつ、こういうふうに考えたからこうしたと言える、事実と結果と成果が揃うとパーフェクトですね。まさに、私たちは、これをやっています。ダメと言わらてもアングラでやってます。

 

意外に組織に逆らいながらやるのも、仲間がいれば乗り越えられると思います。そのかわり、、、ネガティブな事は考えず、前に進みましょう。人の仕事は楽に見えます。みんな何かとつまづいて、悩んで乗り越えて、逃げまくって、諦めています。完璧にクリア出来る人は、ほとんど居ません。そんなもんです。

 

組織壊す方々の対処方法も知りたいですよね。それは、考えるしかないです。臨機応変に。それが、この世界をかえるマイノリティーのイノベーターの思考ですかね。(それでまた、他力本願でも、誰か、できたらば伝授してほしいですよね笑)

 

エンジョイ😇

 

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