毎度お馴染み畑の管理人ニンジン🥕です
普段は企業で生物工学分野における研究/開発に勤んでいるニンジンですが、
今日は塩野義製薬さんの、抗菌薬「フェトロージャ」について、素晴らしい取り組みをなされていることにやっぱり企業って素晴らしいこと出来るんだって希望を持たせられました。
背景
カルバペネム系抗菌薬という、医療現場で「切り札」として使われている抗菌薬に耐性を持つ緑膿菌(りょくのうきん)や腸内細菌などが出現し、世界的に問題になっている。
アクション
ビジネスにならなくても非営利のグローバルヘルス組織と連携し、グローバルな公衆衛生の課題解決に貢献するというものだ。
驚いたこと
技術移転も行って、低、中所得への国々に対して隅々の国まで提供すること。(ライセンス使用料だけでもやると言うことなんです。素晴らしいですよね)
塩野義はGARDPに対して低中所得国と一部高所得国を含む135カ国(世界の約7割)での権利をライセンスする。GARDPはジェネリックメーカーなどにサブライセンスして製造を行い、臨床試験などを実施し、さらにパートナーにサブライセンスするなどして各国に供給する。その上で、CHAIを含む3者提携に基づき、製造業者の選択や技術移管の支援、AMRが問題化している国における薬事承認や商品化などを支援していく。
※スイスに本部を置くGARDP(グローバル抗菌薬研究開発パートナーシップ)
※GARDPは、WHOがAMRに対するグローバルアクションプランを実現するために、「顧みられない病気の新薬開発イニシアチブ(DNDi)」とともに16年に設立した官民参加型の非営利組織(NPO)。
挑戦
■コロナ落ち着いてきましたけど、国産のワクチンも開発している唯一の製薬企業
■今回の抗菌薬の提供
感じたこと
儲かる儲からないは企業としては大切。そのために企業からお金を使っているわけだから、借りたものは倍返しで返していきたいと考えるところは至極、妥当です。そんな中でも、良いよ儲からなくても、と言うやりがいの部分に響く取り組みをやっている企業は素晴らしいと感じました!
パフォマンスを上げるには何か大きなうねりを生み出さなくてはなりませんね。
今回のポイントは、提供する素晴らしいものがあること、技術があると言うことです。
既存の課題とネットで調べた様々な取り組み、そこに記載された実験や検証例、データー、数字をもとに、夢や希望で企画書をどれだけの人が描いてきたでしょうか。私もそうでしたねー。
ただある人に出会って、何度もしつこく言われて最近では考え方が変わってきました。
注目すべき点は、ゼロからイチを地道に見出した技術部隊なんですよね。大抵、突拍子もない事なので、個人の可能性が高いですが。
ただ表には出てこない、寂しいですねー。
技術を作る人、モノを作る人、それを売る人、多くの方が携わっていますが、何か応用してビジネスや世に出ている出来事においては、前提には、モノや技術などの提供することが無いと何も出来ないんですよね。色々な人もコレがないと携われません。NOworkです。ただ、ひらめきやお困り事に着目して、それに特化したサービスは無形かもしれませんね。今は、モノがあるが故に生まれてくるサービスにしぼります。ということを、頭の片隅に、そんな影の役者のお陰でもあることを覚えておくと私はとても良いコミユになれると思います。
夢や希望をのせた企画書は素晴らしいです。ただ、そこには想いがないんですよねー。
企画するには自分がやりたい事、実際に当事者としてやれる事を企画すべきです。マネージメントして準備して手伝ってもらったりするのは3割、後の7割は、技術的なところから、学び直して、勉強して、一からやるんだと言う中心になってやるんだと言う、想いがないとやりきれないと思いますね、美味しいところだけ考えず
、偉くなることだけを考えても、見透かされちゃいます。表面的なところだけしっていればよいのはお金を出してくれる投資家、企業ならば経営トップくらいですからね。
今日も肝に銘じていきましょう。
己の取り組みが果たして、慈善活動にしても、誰かのために役立てられているのか、唯一無二のモノや技術であるのか、それを生み出せそうとしていることに関連しているのか。
ヒトはヒトにしかない個々人の個性という、生きてきた、経験してきた、蓄積された想像力があり、創造力を持っているんですよね。
もとい、ワークにしろ、生活面にしろ何かしらにおいて企画倒れになるのは、想いと当事者意識がないからです!やるのは自分ですよ!何歳だろうと、偉かろうと偉くなかろうと関係ないです。ちなみに、企業の経営に携わる方々だって、職務発明して良いんですからね。
諦めず、飽くなき挑戦です。
やれる事はたくさんあります😁
エンジョイ😎